ポピーのおもてなし

ポピー文庫

こころがカラフルになる、ポピーおすすめの本や映画・音楽・絵画をご紹介します。
本やアートとの出逢いはこころをゆたかにしてくれます。
ポピー薬局への行き方

ゴーギャン

青の神秘と静寂
今月のポピーの美術館は、
ゴーギャンと一緒に南国タヒチへ。
飛行機で18時間のタヒチ。


ゴーギャンの絵はお好きですか?私は彼の絵の「赤」や「緑」が好きです。特にこの「青い」絵は、静かで、おごそかで神秘的な感じが。右から左へと人生を表したもの、遺書とも言われています。
この絵を描いた時、彼は最愛の娘さんを亡くしました。寂しさ、貧困、病気で自ら命を閉じようとした時に描いた作品といわれています。ゴーギャンはなぜ、遠いタヒチを目指したのでしょうか。原始人になりたかったから、といわれています。
ゴーギャンは外国で裕福な少年時代を過ごしました。自由で豪快な生き方を求めて、船乗りとしてあちこち旅したそうです。ロマンを求める旅人ゴーギャン。
また、頭が良く数字が得意、几帳面なゴーギャンはバリバリの証券マンになりました。ヒルズ族のような超セレブな生活。
美しい奥さん、美術品のコレクションの数々、まだ全然人気のないセザンヌの才能を見抜きコレクションしていました。豪勢な生活は、誰もが羨む人生の頂点のようです。
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ポールセザンヌ
『たまねぎのある生物』
ゴーギャンは35歳で脱サラをし、画家に転身します。しかし、全く売れません。怒り心頭の奥さんは、セザンヌの絵も含めてすべて売り払いゴーギャンを責めまくるのです。
ゴーギャンは一人、旅にでます。文明から逃れて、理想の絵を描く世界へ行こう!と。

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